高高NEWS
【観戦記】ラグビー部ベスト4進出!
10月25日(日)、高崎市八千代グランドにおいて、全国高等学校ラグビーフットボール大会群馬県予選の準々決勝が行われた。第4シードで大会に臨んだ高崎高校。相手の樹徳高校には、春の練習試合で敗れたと聞いており、どのような試合になるのか注目していたが、やはり簡単な試合にはならなかった。
高高は立ち上がりからフォワードを中心に勝負を挑んだ。ラグビーというと、ボールを持った選手が相手をかわして走る姿に目が向きがちだ。しかし、その攻撃を支えているのは、身体をぶつけ合いながらボールを確保し、少しずつ前へ進もうとするフォワードの働きである。この日の高高は、そのフォワード戦で真っ向から樹徳に挑み、着実に得点を重ねていった。前半終了間際には19-0。高高の動きはよく、試合を優位に進めていた。しかし、終了間際に自陣前でペナルティを与えると、樹徳はゴールキックを選択。これを決められ、19-3で前半を終えた。
16点のリードを保って後半へ。高高は再びトライとゴールを決め、26-6と点差を広げた。ここまでの戦いぶりからは、高高が主導権を握っているように見えた。だが、樹徳も簡単には引き下がらない。ベスト4進出を懸けた一戦、相手も必死である。グラウンドの向こう側では、サッカー部や野球部の仲間たちが声援を送り、選手たちを後押ししていた。残り10分を切ったあたりから、試合の様相が変わる。樹徳にトライを奪われ、難しい角度からのゴールキックも決められて26-13。さらにトライを許し、26-18。20点あったリードは、わずか8点にまで縮まった。「ベスト4行くよ!」樹徳の選手たちが声を掛け合い、勢いを増していく。ラグビーは、一度流れが変わると、試合の展開も大きく変わる。応援するこちらも、さすがに落ち着かない。ここを耐えられるか。高高にとって、まさに正念場だった。
それでも、高高は崩れなかった。前半から身体を張り続けてきたフォワードをはじめ、選手たちは相手の勢いに押されながらも、最後まで踏ん張った。そして試合終了間際、貴重なトライを奪う。ゴールも決まり、スコアは33-18。追い上げを振り切り、自分たちの力で試合を締めくくった。春の練習試合では敗れた樹徳高校を相手に、見事な勝利である。
この試合で印象に残ったのは、やはり高高フォワードの頑張りだ。相手と正面からぶつかり、ボールを確保し、攻撃の土台をつくる。そうした一つひとつのプレーが前半のリードにつながり、チームを支えていた。そして、終盤に8点差まで追い上げられた苦しい時間帯にも、最後まで戦い抜いたことは大きな収穫だったと思う。もちろん、20点差から8点差まで詰められた展開には、振り返るべき課題もあっただろう。しかし、苦しい状況でも崩れず、最後にもう一度トライを奪って勝利を決定づけたことも、この試合で得た大切な自信になるはずだ。
次はいよいよ準決勝。相手は第1シードの県央高校である。花園まで、あと二つ。簡単な戦いではないが、ここまで積み重ねてきた力を信じて、思い切りぶつかってほしい。私学の強豪に囲まれたベスト4で、公立の高崎高校がどんな戦いを見せるのか。次の一戦が楽しみである。頑張れ、高高ラグビー部!
※画像は生成AIによるイメージ図です。