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高高NEWS

高崎高校の3年間をすごろくで体験

職員室前の黒板に、本校図書委員が作成した「高崎高校すごろく」が設置されました!

こちらは翠巒祭で図書室に展示されたものです。高崎高校の3年間をすごろくで体験することができます。本との出会いのマスも、もちろんあります。

第72回翠巒祭が行われました!

6月1日(土)、2日(日)の2日間にわたり、第72回翠巒祭が行われました。

今年は、5年ぶりに入場制限なしでの開催となりました。

土曜日は強い日差しが照りつけ、また日曜日はあいにくの悪天候にもかかわらず、多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。この2日間を通して、高高生のエネルギーとパワーを存分に感じていただくことができたならば幸いです。

すでに来年度の第73回翠巒祭に向けて、動き出しています。来年度も、ご期待ください。

 

 

翠巒祭に向けて市内宣伝を行いました!

5月24日(金)、高崎城址公園や高崎駅にて、実行委員を中心に翠巒祭に向けた市内宣伝を行いました。

さまざまな仮装を施した70名ほどの生徒が、高崎市内を練り歩き、6月1日(土)、2日(日)に行われる翠巒祭への来場を呼びかけました。

いよいよ翠巒祭が近づいてきました。多くの方のご来場をお待ちしております!

  

  

令和6年度創立記念講演会が行われました!

5月20日(月)、令和6年度 創立記念講演会が行われました。

今年は、一般社団法人経済広報センター参与国際広報部 山越 厚志 先生を講師に招き、「高高生に伝えたいこと~不器用ながら弾ける人生」と題して、ご講演をいただきました。

山越先生、ご多忙にも関わらず、本校のためにご講演をいただきまして、誠にありがとうございました。

 

 

【御礼】高校総体の応援ありがとうございました

 5月13日(月)に陸上競技が終了し、高校総体の全日程が終了いたしました。詳細につきましては、また後日HPに掲載されることと思いますが、各会場におきまして保護者の皆様並びに関係者各位より多大なるご声援をいただきましたことに感謝申し上げます。

 総合成績は第2位ということで、昨年度1位の前橋商業高校にあと一歩まで迫ることができました。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」は故野村克也さんの言葉ですが、敗れた部活動は敗因を分析することで、今回の経験を大きな財産とすることができるはずです。保護者の皆さまには今後も変わらぬご支援をお願い致します。

指月庭のバラ

 本校の正門を入ってすぐ右手にある指月庭のバラがきれいに咲いています。「指月庭」の名は「友情」などで知られる作家の武者小路実篤が本校の同窓生である故井上房一郎氏の庭に付けた名を、井上氏が母校の庭園に付けたとされています。(詳細はこちら 今年度の記事はこちら)校長室にはその書も飾られています。

 ※高崎高校80年史には、井上房一郎氏が名付けたとなっています。

 

お知らせ 令和6年度生徒総会&県高校総体壮行会が行われました!

5月8日(水)、生徒総会および県高校総体壮行会が行われました。

今回の生徒総会では、百人一首同好会が「競技かるた部」に昇格することが決定しました!

また、県高校総体壮行会では、各運動部が大会に向けての意気込みを述べ、應援團からエールが送られました。

 

 

赤城オリエンテーション合宿3日目

赤城オリエンテーション合宿が無事終了いたしました!

最終日は、6月に迫る翠巒祭に向けて、クラス企画などの話し合いを行いました。

新入生の皆さん、3日間大変お疲れ様でした!

 

 ↑ 應援團による校歌練習            ↑ 勉強会  

鉛筆 QST高崎量子技術基盤研究所 × 高崎高等学校 連携協定締結式

4月23日(火)、本校はQST高崎量子技術基盤研究所と連携協力協定を締結しました!

本協定の締結により、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受ける本校において科学教育のさらなる充実を図り、将来の社会を担い、世界の第一線で活躍する人材の育成を促進するとともに、SSH指定校と国立研究開発法人との連携のロールモデルとして、教育及び科学技術の発展に寄与することを目指していきます。

今後は同研究所から研究員や技術者の方々をお招きし、課題研究の授業の指導等に携わっていただく予定です。

 

赤城オリエンテーション合宿2日目!

赤城オリエンテーション合宿2日目

悪天候のため、予定されていた鍋割山登山は中止となり、代わりに体育館でクラス対抗綱引き大会が実施され、大いに盛り上がりました。

また、午後には上級生による学校行事の紹介や校歌練習が行われました。

 

 

教職員の多忙化解消に向けた「提言R6」

 群馬県教育委員会では、教職員の多忙化解消に向けた保護者、地域等の皆様に向けた提言を毎年発出しております。今年度も新たなリーフレットが作成されましたので掲載させていただきます。学校における働き方改革へのご理解、ご協力をお願い致します。

部活動紹介が行われました!

4月12日(金)、翠巒会館にて部活動紹介が行われました。

各部活動・同好会の上級生が工夫を凝らした発表を行い、会場を盛り上げました。

4月18日(木)には部編成が行われます。

↑ 翠巒会館(大ホール)にて

対面式が行われました!

4月10日(水)、対面式が行われ、上級生たちが高高生としての心得を新入生に伝授しました。

午後には写真撮影・身体計測等が行われました。明日は、第1回校内模試となります。

(対面式は非公開のため、写真はありません。)

 

令和6年度1学期始業式(式辞)

 皆さん、こんにちは、校長の佐鳥です。4月1日に赴任してまず驚いたのは、生徒の皆さんがこの時期から翠巒祭の準備をしていたことです。知事選の選挙ポスターが貼られた掲示板を何人かで運んだり、色を塗ったりしている様子を見て、こんなに早くから取り組んでいるのかと感心しました。文化祭を毎年実施したいと思っている高校は少なくありませんが、実際に毎年実施しようとすると、ノウハウが先輩から後輩へしっかり引き継がれ、生徒が自発的に動けなければ、簡単にできることではないなと感じました。また、部活動に真剣に取り組む様子や挨拶もしっかりできる生徒を見て、さすが高崎高校だなと感じました。

 さて、前任の小林校長先生から春休み中に引継ぎを受けました。その際に先生が強調されていたのが『三F精神』でした。私も「ファイティング・スピリット、フェア・プレー、フレンドシップ」とそらんじることができますが、この三F精神の由来や真髄がいかなるものか知りたいと思い、春休み中に少し調べてみました。まず、百周年史の中で「三F精神は本校第十七代校長である田中悦平(たなかえつへい)先生が昭和29年(1954年)に講演された際に、その内容に生徒が感銘を受け、以後、教育目標に掲げた」と書かれていました。しかしながら、講演の内容は書かれておらず、他の周年史なども調べたのですが、はっきりしたことが分かりませんでした。そこで、インターネットで「田中悦平」で調べたところ、先生が三冊の本を出されていることが分かりました。なんとか手に入れられないかと市立図書館の蔵書を検索したところ、「高校生の倫理」という本だけ置いてあることが分かりました。

 理念社という今はなき出版社から昭和30年に発行されていたのですが、この中に、この本のタイトルにある「高校生の倫理」そして副題として「三F精神について」という章がありました。70年前の田中先生の講演を少し割愛しながら読んでみます。

 私は、高校生の倫理道徳は、抽象的なものや、実行できそうもない多くの徳目を何でもかんでも並べ立てることはできるだけ避け、若き魂に訴え、これを鼓舞するようなものでありたいと思っている。人生を如何に生きるべきかを、自ら考えさせるようなものでありたいと思うのである。

 高校生がその心に堅持すべき倫理として、ここに三F精神ということを述べておきたい。三Fとは「ファイティング・スピリット、フェア・プレー及びフレンドシップ」の3つの言葉の頭文字のFをとっている。もちろん、これだけで高校生が心がけるべき倫理のすべてとすることはできないが、これは忘れてはならない基本的な心構えだと思う。

 ファイティング・スピリットは、障がい(障壁)に対して、進んでこれに立ち向かい、また、どんな辛いとき、苦しい時にも、ナニクソと言って頑張る、堅い精神である。男子たるものは、人生において障壁に出会ったとき、いつもこれを避けて通るような、臆病な精神や行動を恥としなければならない。イージー・ゴーイングは特に青年の恥である。

 次にフェア・プレー。これはつまり正々堂々の試合である。いやしくもゲームに臨む限り、卑劣なまねをしてはならない。ただ勝てば良いというだけのことであってはならない。たとえ負けても、さすが高高の生徒だと言われるような負け方をしてもらいたい。自分の持ち得る力をすべて出し尽くした上での負けは、技巧だけで勝つよりもはるかに立派である。日常生活のいかなる場合にも、卑劣なまねをするのは恥ずかしいことである。公明正大で、仰いで天に恥じず、俯して地に恥じぬ生活をしなければならない。フェアでないと言われることは最も恥ずかしいことである。

 次にフレンドシップ、すなわち友情を忘れないで欲しい。最近、普通科高校が予備校化しつつあるという声を聞く。(昭和29年もこのような時代だったのですね)これは普通科高校では、生徒も保護者も、大学入学を熱望し、入学試験に合格することが近年難しくなったので、ある程度やむを得ない現象であると思う。しかし、予備校になくて高校にあるものは何であろうか。これは生徒間の真の友情である。私は我が校にもっと欲しいものは友情であると思っている。生徒間の友情、先生と生徒の間の信頼が大切である。友情が深まることによって、自然に学校のレベルも高くなるものだと思うのである。

 終戦後、日本人は民主主義の名のもとに、自分さえ良ければ他人はどうでもよいという、利己的な傾向が強くなったが、民主主義の真髄は、他人の人格を尊重するところにある。私たちは、何人に対しても悪意を抱かず、すべての人に対し善意を抱くよう心がけたいものである。

 生徒諸君は、誰もがこの三F精神を胸に深く刻み、そしてこれを合い言葉に運動部の練習や教室で勉強するとき、日常生活においても実践することを望むのである。

 昭和29年ということで、今の時代にはそぐわない箇所もあったかもしれません。しかしながら、当時の高高生が田中校長先生の話を伺い、これを矜持としたこともまた事実です。70年にわたり掲げてきた三F精神をあらためて胸に刻み、日々の教育活動に全力で取り組んで欲しいと思います。